高知県議会 2022-10-05 10月05日-06号
加えて、各競演場を運営する商店街も、組合員の減少で資金や人の問題を抱えております。現在まで、よさこい踊りは高知市とよさこい祭振興会、そして協賛企業の協賛金によって運営されてきましたが、そろそろ県民祭の位置づけで、県外チームに対する補助の拡大、各競演場の運営に対しても助成を行ってはとの声が出始めております。 過去にも一度、第21回大会で県民祭にしてはとの話があったように聞いております。
加えて、各競演場を運営する商店街も、組合員の減少で資金や人の問題を抱えております。現在まで、よさこい踊りは高知市とよさこい祭振興会、そして協賛企業の協賛金によって運営されてきましたが、そろそろ県民祭の位置づけで、県外チームに対する補助の拡大、各競演場の運営に対しても助成を行ってはとの声が出始めております。 過去にも一度、第21回大会で県民祭にしてはとの話があったように聞いております。
また、競演場や演舞場を運営する地元商店街の方々や、よさこいに関わる宿泊や飲食、理美容、バス、地方車や衣装の製作など、関連する多くの業界の方々に与えた経済的な影響も非常に大きかったと認識しています。
さて、そのよさこい祭りといえば、各商店街に設営された競演場、演舞場に支えられておりますけれども、そこに運営上の課題が生じているとお聞きいたしました。どのような課題があると認識されているのか、観光振興部長にお尋ねいたします。 ◎観光振興部長(吉村大君) よさこい祭りの振興にとりまして、競演場や演舞場の維持・発展は何より大切だと考えています。
さらに、県などが8月10日をよさこい祭りの日と宣言したことにも言及して、よさこい祭振興会、競演場連合会、高知市、高知市観光協会の関係4団体と連携し、競演場の運営強化策などの検討も深めるお考えを示されました。
高知県においては、追手筋本部競演場は商工会議所、それぞれの競演場は地元の商店や住民の方々が担っており、新しい担い手を確保していくことは容易ではありません。 高知県として、どまつり方式の全面的導入は難しくとも、よいところは取り入れながら少しずつ変えていくことも必要だと思います。
本年、第65回を迎えたよさこい祭りは、よさこい祭振興会や競演場、演舞場などを初め、多くの関係する皆様の御尽力により、県外を含む、過去2番目に多い206チーム、約1万8,000人の踊り子が参加し、真夏の高知をよさこい一色に染め上げ、大いににぎわいました。また、海外からは24に及ぶ国や地域から200人を超える参加があり、国際色も一層豊かになってまいりました。
それは、追手筋の本部競演場の桟敷席のことです。この桟敷席は昼の部と夜の部に分かれており、それぞれ指定席が1,800円、自由席が1,300円となっています。しかし、毎年、特に昼の部の北側の桟敷席は太陽をまともに受けることからガラガラの状態ですし、南側の桟敷席も多くの空席が目立ちます。この状況は、踊っている踊り子さんにとっても拍子抜けですし、全国から来ていただいた観光客の皆様にも失礼です。
競演場や演舞場の商店街の皆さんや踊り子の皆さんが、単発のイベントのように主催者の意志に沿って動くのではなく、よさこい祭りという伝統のある祭りに参加して、どうすれば大好きな高知や商店街が盛り上がるのか、自分たちで考え、みずからの意志で行動するのであり、だからこそ熱く燃え上がることができるのです。 一方、東京オリンピック・パラリンピックは2020年に開催されます。
よさこい祭りは、これまで主催者のよさこい祭振興会や地区の競演場の運営主体でございます地域の皆様など、関係される多くの方々の御尽力によりまして大きく発展してまいりました。来年の50回を機会に祭りをさらにグレードアップしまして、よさこいの本家としての高知のイメージアップを図りますため、50回の記念事業や全国大会の充実と拡充につきまして、県も入りました関係者が具体的な検討を行っております。
高知駅からはりまや橋までの電車通りを競演場として開放し、電車からも観覧できるような工夫をする。その際には、外国車両も一堂に集め、電車には障害者や子供たち、お年寄りを優先的に乗せ、一定の有料観光客の枠も設ければいいでしょう。いろいろ工夫することで全国PRもできるし、そのことで地方への理解も深まるでしょう。同時に、集客力も格段と伸びて、県下を束ねたイベントに育つことにもなるのです。
こうした中、先般旅館組合からよさこい祭振興会や高知市などに対してよさこい祭りの振興について陳情があり、その中では、駅前電車通りを競演場として活用することや、それが実現するまでの間、現在の本部競演場の東側への拡大、桟敷席の拡充などが要望されているとお聞きをいたしております。
よさこい祭りの会場でございます追手筋の本部競演場は、手狭ではないかとの声もお聞きをいたしますが、その一方で、踊り子と観客との距離が近いため一体感があっていいという御意見もございます。こうしたことから、この四月から、県と高知市、それに高知商工会議所の三者で今後のよさこい祭りのあり方について検討を行うことにしておりますので、その中で会場の問題も含めまして幅広く検討を行っていきたいと考えております。
そして、県警本部長には、今後よさこい祭りをさらに活性化させるためには、キャパシティーに限界があり、手狭となってきた追手筋の本部競演場を電車通りに移してはという声を以前から聞くところでありますが、これを実施する上での交通面での課題とその解決策について、どのように検討、把握されているのかをお伺いいたします。 これで、第一問を終わります。